九州大学工学部土木工学課卒業後、同大大学院を経て同大助手となる。以後昭和38年より信州大学助教授、同大教授を経て平成5年から同大工学部長を務め平成10年3月に退職。
その後放送大学長野学習センター所長を務めた後、平成15年4月より平成20年11月まで明治コンサルタント株式会社の顧問(長野支店駐在)に就任した。
大学在職中は「不飽和粘土の性質」と「斜面の安定問題」を研究。
また、地すべり・土石流・土砂崩れによる労働災害についての調査を行った。
昭和60年には地附山地すべり文部省調査団長となり、また平成8年には蒲原沢土石流労働省調査団長として「土石流による労働災害防止マニュアル」の作成に務めた。
代表的な著書として「不飽和土」(土質工学会発行)がある。
昭和8年1月生まれ。
先生のご趣味は社交ダンス。
そして、何事にあっても「きさくな先生」です。
第1回 | 地すべり地滑落崖直下に地下水あり | 2006.12.27 |
第2回 | 地すべり地滑落崖直下に地下水あり-その2 | 2006.12.27 |
第3回 | 地すべり地滑落崖直下に地下水あり-その3 | 2007.01.29 |
第4回 | 土石流は渓床勾配3度で止まる | 2007.02.28 |
第5回 | 土砂崩壊による天然ダムは安定か? | 2007.03.28 |
第6回 | 斜面内の間隙水圧 | 2007.04.24 |
第7回 | ダム湖湛水時の椅子型斜面の崩壊 | 2007.05.25 |
第8回 | 垂直切り取り壁の安定性 | 2007.06.27 |
第9回 | 地下水の流れと間隙水圧 | 2007.07.19 |
第10回 | ある地山の間隙水圧 | 2007.08.28 |
第11回 | ボ-リング作業中の水位 | 2007.09.21 |
第12回 | 全長多孔管で保護したボ-リング孔の水位は不可 | 2007.10.16 |
第13回 | 全長多孔管内で計測される水位の意味 | 2007.11.24 |
第14回 | 簡易揚水試験の有用性 | 2007.12.19 |
第15回 | ボーリング作業中の水位-その2 | 2008.01.25 |
第16回 | 水質から地下水の根源を知る その1 | 2008.03.05 |
第17回 | 水質から地下水の根源を知る その2 | 2008.03.21 |
第18回 | 水質から地下水の根源を知る-その3 | 2008.04.29 |
第19回 | 溶脱作用によるクイック・クレイの形成 | 2008.05.23 |
第20回 | クイック・クレイ地すべりの例 | 2008.06.29 |
第21回 | 斜面の安定解析-飽和重量法と有効重量法 | 2008.07.26 |
第22回 | 半無限長斜面の安定解析 ― その1 | 2008.08.28 |
第23回 | 半無限長斜面の安定解析-その2 | 2008.09.30 |
第24回 | 氷河堆積物中の地すべり-その1 | 2008.10.31 |
第25回 | 氷河堆積物中の地すべり-その2 | 2008.11.25 |