長野岩石図鑑

ひん岩(porphyrite) 北安曇郡小谷村小谷温慕付近

概要

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岩種 火成岩
地質年代 新第三紀 中新世
採取地 北安曇郡小谷村小谷温慕付近

一般的な特徴

閃緑岩質組成をもつ斑状の半深成岩。
斑晶は斜長石(中性長石)・角閃石または輝石。石基は完晶質で、通常、安山岩の石基よリ粗粒。
H.Rosenbusch(1908)は第三紀以後の安山岩に対して先第三紀のものをヒン岩とよんだが、この用法は今日ではほとんど使われていない。
日本では特にグリ-ンタフ地域に岩脈または、小貫入岩体として多産。
porphyriteの語は紫色を意味するギリシャ語のπoρφγρα(porphyrous)に由来。

固有の特徴

中谷川の北方には雨飾山(1963m)や大渚山(156m)など、堆積岩を貫いたヒン岩や安山岩の山体がある。これらの貫入岩体は小谷温泉の熱源になっているものであり、写真は、小谷温泉から湯峠へ到る県道の周辺に観察されるヒン岩である。

採取地写真

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