長野岩石図鑑

凝灰角礫岩(tuf breccia) 上水内郡信濃町 (中電・鳥居川第三発電所右岸)

概要

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岩種 堆積岩
地質年代 第四紀(飯網凝灰角礫岩層)
採取地 上水内郡信濃町 (中電・鳥居川第三発電所右岸)

一般的な特徴

《凝灰角礫岩(tuff breccia)》
直径32mm以上の火山岩塊と多量の火山灰の基地とからなる火砕岩。
火山灰の基地の量が少なければ火山角礫岩。

固有の特徴

《飯綱凝灰角礫岩層》
飯綱火山(1917m)の西南・東南山麓の各河川沿岸が模式地。
第四紀の堆積物で、層厚は51~60mと推定される。
鳥居川沿岸では牟礼火山砕屑岩層を一部不整合に被い、屋敷凝灰角礫岩層とはほぼ同じのものと推定される。本属は豊野砂岩泥岩層に整合に被われる。
岩相は、青灰色・暗褐色の凝灰角礫岩または凝灰岩からなっており、いずれも飯綱火山の噴出にかかわる。角礫岩の大きさ数~数10cmのものが普通で、ときには1~2mに及ぶものもある。岩石は、やや多孔質で斜長石の斑晶が多く両輝石安山岩が大半である。ときに角閃石安山岩の小角礫岩を含んでいるところもある。

採取地写真

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