土地の状態や形状、自然災害に対するリスクの多くは地形と密接に関係しています。人工的な改変が進んだ現在の地形および過去の地形(古地図や空中写真)を基に地理情報システムで地形をデジタル化し、地形解析により地形と地質の関係や予想される災害発生要因を把握します。過去、現在、未来の状態を地形から読み取り、防災・減災に役立てるよう取り組んでいます。
地質調査は国土の開発や保全を目的とし、建設事業分野において橋や道路など構造物建設する場合、地震や地すべり、洪水など自然災害から人の生命や国土を守る場合、地震予知や地球環境の解明など学術的探求する場合には非常に重要なものとなります。人々が安心・安全に暮らせるよう、地質調査技術を利用したコンサルティングに取り組んでいます。
人々の生活と密接にかかわる沿岸平野部のやわらかい地盤の安全性等評価します。土質調査は構造物の設計・施工・維持管理に必要な地下の土質条件を把握し、各種土質試験より数値化・解析いたします。
地下水は気象や地形、地質、水利用などによって、地下水の流れは大きく変化します。水理・地質構造から、モデル化、シミュレーション、影響予測を行い、効果的な地下水対策を提案いたします。
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▲浸透流解析による施工効果検討 | ▲豪雨時の堤防決壊対策(ドレーン工法) |